陸上大会インハイ予選

こんにちはツヨシです。

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チラッと本人(ツヨシ)写ってます。
顔バレです



小学校5年の時、バスケ部(ミニバス)入ってて

陸上競技の大会があって、スポーツ優秀?な子が

インハイ予選みたいな時だけ引き抜かれるんですね

陸上部として。


当時ツヨシは、走り幅跳びの県記録を持ってました

っても体育の授業中に出したもんなんで、

公式記録ではありません。


ただ、先生方や陸上部の部員達には

もんの凄い期待されてたんですよ。


バスケ部だったんで、もともとジャンプ力ありましたし

足も早かったので、小学生クラスなら。。って

感じですよね。


だけど、ツヨシはそんな記録全く興味なく

いつも簡単に飛べてたんですよ(笑)


だから練習も全然せず、今?ちょっと前?なら

練習嫌いで有名なウサイン・ボルトな気持ちでした。


当時はフローレンスジョイナーとか

カール・ルイスとか。



ま、余裕のよっちゃんで大会当日を迎えました。

あいにくの雨の中で大会が執り行われ

自分の番がやってきました!



幅跳びって、みんな踏切板から歩数数えて

ドンピシャのとこに三角形の番号札みたいなん立てるんですよ。

私のスタート位置ですよー的な。



ツヨシくん練習してなかったんで

何これ???ですわ


オマケに周りの陸上選手達は、噂を聞きつけ

ツヨシにすっごい敵対心というか

ライバル視みたいな目線を送ってきてた。



まぁ、自分の番なんで

皆の真似してテキトーに踏切板から逆算して

合わしたんですよ。ほんまテキトーに(笑)


あれ、3回飛べるんですね。



その日、母親も会社休んで、応援来てて


恥ずかしかったけどまぁ1回目飛びました


余裕のファールですね。

踏切板超えちゃいました。



マジで焦りました。


ほんまに焦って、なんで練習せんかったんやー

くそくそくそー!って


でも周りの先生とか余裕で「ドンマイドンマイ」

とかゆーてるんですよ


んなもんガチの大会出た事ないやつが

ガチのアスリート目指してる人ら相手に

練習なしで挑むんですよ


もうね、雨降ってたからアレやけど


その時点で半泣きでした。


そして2回目のジャンプ


タッタッタッ…タッタッタッ…




タッタッタッ…
















ズッデーン!







はい、踏切板とこで脚滑らせてこけました



周りの無責任な観客ら笑ってる人もいました。




もう前見えなかったっす。




涙が溢れて。




本当に陸上部の部員達や先生や

会社休んでまで応援に来てくれた母親


全てに申し訳なくて、逃げ出したかった



それでも皆は「ツヨシ行ける!行ける!」

って

例えるなら甲子園準決勝の9回裏1打逆転サヨナラ

みたいな状態で息を飲んでるんですよ。


溢れる涙は、降り続ける雨が隠してくれたんですが

もうね。


で3回目、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!!

って本気で、本当に本気で

頑張ったんですよ、、



そしたら今度は



踏切板の50センチくらい手前で飛んでしまって

記録に少しだけ届かなかったんです。




踏切板まともに踏んでたら圧勝


例えるなら、阪神大賞典オルフェーヴル




着地した砂場でしばらく動けませんでした。




俺はいつもそう。本番で力発揮できない。


来年もよろしくお願いします!

って先生に言うのがやっとでした。



帰りの母親の車で、親父が好きな事もあり

この曲がかかってて

溢れる涙がとまりませんでした。





























HOLD YOUR LAST CHANCE
作詞:長渕剛
作曲:長渕剛



傷つき 打ちのめされても
はいあがる力が欲しい
人は皆 弱虫を
背負って生きている

にがい涙を かじっても
ほほえむ優しさが欲しい
君が愛に しがみつくより
先ずは 君が強くなれ

Hold Your Last Chance
小手先ではがれ落ちる美しさより
Hold Your Last Chance
ひとつぶの汗の方がいい
二度と走れぬ坂道を上ったら
Hold Your Last Chance

誰かが 人生でつまづいたら
さしのべる思いやりが欲しい
人は皆 淋しさを
背負って生きている

頬を突き刺す怖さがあっても
立ち向かう勇気が欲しい
曲がりくねった迷路で
真実の自分を探すんだ

Hold Your Last Chance
テーブルに飾られたバラより
Hold Your Last Chance
野に咲く れんげ草の方がいい
二度と走れぬ坂道を上ったら
Hold Your Last Chance
Hold Your Last Chance